これは、世界のあらゆるところで行われています。例えばアメリカの先住民インディアンのほとんどの種族では、布でくるんだ赤ちゃんを更に赤ちゃんの形をした板に乗せ、結わえつけます。この方法だと赤ちゃんがとても安心して、気性も安定した子どもに育つと言います。日本でも各地で「おくるみ」や、東北の「いずめこ」などの伝統がありました。カープ博士は、スワドリングが大切な基礎段階であると言います。やりかたは次の手順です。
父親の方が力がありしっかりと赤ちゃんを包みこめるので、スワドリングは父親に適した仕事です。 くるみ込みの段階で、赤ちゃんは経験がないので激しく泣くかもしれません。でも「すぐに気持ち良くしてあげるからね」と声掛けしながら、手早くくるみ込んで下さい。最初はスワドリングだけでは多分泣きやまないでしょうから、次のSに移ります。