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心身を落ち着かせる遊び
美しいちょうちょたち 揺れる木馬 幸せな昆虫
くにゃくにゃ、スパゲティのからだ ねずみさん、バァ〜
1 美しいちょうちょたち

みんなで輪になって、体育座りをします。

かかとをつかんで、ひざを柔らかく羽をひらひらさせるように閉じたり開いたりします。

大人はひとりずつ順番に「どこに飛んでいきたいですか?」と聞き、その子どもが飛んでいる間、みんなで「ひーらひら、ひーらひら、はーい降りまーす」と唱えます。

2 揺れる木馬

シートの上にみんなで輪になってうつぶせになります。

両足を上にあげて、右手で右足、左手で左足をつかみます。

かかとを持ってひっぱり、木馬のように身体を前後に揺らします。少しやったら手を離して足を伸ばし、頭を片方に向けてうつぶせのまま体をラクにして休みます。

3 幸せな昆虫

仰向けに寝て、足を上にあげます。

手を足のほうへ伸ばし、両足のすねをしっかりつかみます。

足がつかめたら、体を前後にやさしく揺らしたり、左右に揺らしたりします。

4 くにゃくにゃ、スパゲティのからだ

部屋いっぱいにみんなで広がり、体を楽にして仰向けに寝ます。

「みんなはスパゲティで、体はくにゃくにゃで、やわらかくて、よく曲がると思ってね。スパゲティは何も考えないし、動かないし、何も話さないでしょう」と言い、部屋を歩いて回り、「スパゲティのような体になっているか、みてもいいかな?」と聞いてから手や足を持ち上げてみます。子どもの体が固かったり、抵抗した場合は、力を抜いてスパゲティになるように指示します。部屋の灯りを暗くしたり、リラックスさせる環境音楽を流してもよいかもしれません。

起き上がるには、まず、つま先と指を動かし、次に両手をこすり合わせた後、最後にそれぞれが体を気持ちよく伸ばし、大きくあくびをするように指示します。

その後、体をころがして両ひざを胸に引き寄せて座り、「エネルギーを体に戻し、頭をはっきりさせよう」と言い起きて上がります。

5 ねずみさん、バァ〜

正座をしてひざを少し開きます。

次に腰を曲げて体を前に倒し、肩をだらりと落として、腕は足に沿って伸ばし、手のひらを上に向けて、額を床に落とします。大人は子どもに「ゆっくり息をして。いびきをかいてもいいわよ」と言います。

そして「あなたたちはネズミで、今よく眠っています」「はい、目を覚ましました」「隠れている穴から外を眺めましょう。いない、いない、バァ〜という感じでね」と言いながら遊びます。子どもたちがネズミのように床を這いまわったり、チーズのにおいをかいでまわったり、猫から逃げたりしても楽しいです。

 
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