1 りんごもぎジャンプ |
みんなで輪になって立ち、大きなりんごの木の下にいることをイメージします。
大人が「上を見上げると、よく熟れたおいしい実がたくさんなっていて、みんがもいでくれるのを今か今かと待ってますよ」と説明し、「さぁ、もいでください」を合図に手を伸ばして何度もジャンプします。木に登ったり、しゃがんでイチゴをとってもいいのです。
空想の実を全部もいだら、シート(毛布でも良い)の上に集めて、巨大なフルーツサラダを作るため、シートの端をつかんでみんなで振りましょう。
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2 人間自転車 |
仰向けに寝て、ひざを胸の所に引き上げて、足先は上に突き出します。
自転車に乗っているつもりになって、ペダルをこぐように足を動かします。
大人が「自転車に乗ってどこへ行くの?」と聞き、順番に行き先を選んで、その場所に向ってさらにペダルをこぎます。角をまがったり、丘を登ったり、ベルを鳴らしたり、自由な方法で目的地を目指してください。 |
3 人間カーレース |
大きなシートを地面に広げ、レース場の芝生のつもりにし、その周りをレーシングカーになって走ります。まずはスタートや急停止、クラクション、ハンドルの回し方など、基本的な動きを練習しです。次に、走り出す前に道路から目を離さない。交通の流れと同じ方向に進む、他の車に気をつけるなど、安全運転の確認をします。
次にレーシングカーになったつもりで自由に走ります。もし他の車にぶつかった場合は、「修理のため一時的にガレージに入りますよ」と言います。
「止まれ」「ゆっくり」「進め」などの号令をかけて想像上の信号を設けたり、「クネクネ道を上手に走ろう」と声をかけたりして、自由にアレンジして楽しみましょう。 |
4 魔法のボール |
みんなで輪になって座ります。
ボールを順番に手渡ししていきます。ボールがはじめの人にもどったら「アブラカダブラ」などの魔法の言葉を唱え、火の玉、氷の玉、重い玉、くすくす笑う玉などいろいろな性質のボールに変え、再度手渡しします。その時に、その性質をイメージして、火の玉なら素早く、氷の玉なら身震いしながら渡してください。想像力と創造性を発揮させてあそびましょう。 |
5 フワフワ、羽のボール |
みんなで輪になって座ります。
ひとり一枚ずつ、絹のスカーフを選びます。そしてそのスカーフをよく調べて観察します。
スカーフを丸めて、ボールのようにして上にあげ、落ちてきたらキャッチします。その時に全員で「羽のボール、羽のボール、羽のボール、飛んで」と唱えながら上にあげます。これを何回かやったら大人は腕で「バスケットボールのゴールリング」をつくり、スカーフを投げ入れてもらい回収します。 |
6 こいでこいで、自転車 |
両腕を前に伸ばしてスカーフをピンと伸ばして持ちます。
自転車のペダルをこぐつもりで、手をぐるぐる回転させます。その時に「こいで、こいで、こいで、リンリン!」と唱えます。上り坂はゆっくり、下り坂は早くなど、自由にバリエーションを加えて遊びましょう。 |
7 ねじってねじって、オートバイ |
バイクのハンドルに見立てて、スカーフを両手でまっすぐ横に伸ばして体の前で持ちます。
走るときは右手でスカーフをねじって、スロットを回転させます。
スピードを落とすときには「キィーッ」とブレーキ音を立ててスカーフをねじります。
ブレーキ音から自動車事故を連想する子どもが多いので、終わるときは「衝突事故なし、大丈夫でした!」と言います。 |
8 まわしてまわして、ヘリコプター |
スカーフを片手で持って、ヘリコプターのプロペラのように頭の周りで振り回します。その時に「飛んで、飛んで、飛んで」と言います。
着陸するときは「着陸」と言いながら地面にスカーフを降ろします。 |
9 フワフワ雪合戦 |
スカーフで雪玉を作って雪合戦することもできます。 |
10 カエルぴょんぴょん |
ひざを外側に曲げ、お尻が床につくぐらい腰をおろします。
胸の前で手のひらを合わせて、体の重心を前にしたり後ろにしたり、左足から右足にしたりして、ちょうどいいバランスがとれるようにしてあげてください。
大人の「あなたはカエルになった」の合図で、「ゲロゲロ」と鳴きながらカエルのようにぴょんぴょん飛んで回ります。
ロープで池を形取り、池を渡るように大きくジャンプします。 |
11 お昼寝中の芋虫 |
ロープを何本か床において、寝ている芋虫に見立てます。
大人の合図で芋虫の上を走って飛び越えたり、足を揃えて幅跳びしたりします。
ロープをたくさんおけば、難易度が上がります。 |
12 連想綱渡り |
数本のロープを結んで、床に長く伸ばします。
大人は子どもに「このロープは高い、高い空中に張られています」と説明し、イメージさせ「さあ、誰からこの綱渡りを始めよう?」と挑戦を促します。
空中に張られた綱を連想しながら両手でバランスを取り、綱を渡って行きます。 |
13 すごく大変な旅 |
コース上に障害物を想定し、走って通ります。障害物の例として、ある地点からある地点の間は両足を揃えてぴょんぴょん飛ぶ、またある地点からある地点は眠っているへびを飛び越えるなど、子どもたちの自由な発想力も借りて障害物を考え、いろいろなチャレンジを組み合わせ、楽しいコースにしましょう。 |
14 フリースボール雪合戦 |
フリースボール(なかに鈴が入った布製のやわらかい球など)を遊び場いっぱいに広げ、そのボールはふわふわの雪玉だと想像します。
ボールを拾う時は、雪玉のように「ぎゅっ」と固めるように教えます。一人ひとりに確認をとって、雪玉を下手から投げて(アンダースロー)、子どもに軽くぶつけます。そして雪合戦をしたいか聞きます。ルールは下手から投げること、子どもは大人に、大人は子どもにぶつけることです。
「雪玉、遊べ」を合図に雪合戦をします。「雪玉、凍れ」を合図にみんなそのまま凍りついて、「雪玉、遊べ」で雪合戦を再開します。音楽をかけて遊んでもいいでしょう。
遊び場にシートを広げて、誰でも休憩を取れる安全な砦を作り、ここにいる人には、雪玉をぶつけていけないようにすることもできます。 |
15 鏡よ、鏡 |
遊び場いっぱいに広がり、鏡のつもりになります。
大人の一人が遊び場の前に立って体を動かし、鏡である子どもは大人と同じ動きをします。最初はゆっくり、徐々に速く、複雑な動きにしていきます。 |
16 まわれまわれ洗濯機 |
シートを広げて、その周りに立ちます。シートの真ん中には洗濯機が置かれているとイメージします。
順番にシートの真ん中に座り、残りの半分は座っている子の片側に立ち、残りの半分はもう一方の片側に立ちます。
真ん中の子を洗濯するように、片側に立っている子たちがシートを引っ張って地面の上で引きずり、「ジャブジャブ!」と叫びます。今度はもう片方の子たちが自分たちの方にシートを引っ張り「ザブーン!」と叫び、互いに引っ張り合いながら真ん中の子どもを揺らします。
真ん中の子は「ストップ!」で、洗濯を止めることができます。「ジャブジャブ」側、「ザブーン側」それぞれの傍に大人がいて、安全を確保してあげてください。 |