安定した夫婦関係の大切さ
ママと胎児の肉体は「一体」です。だから胎児がママのお腹の中で正常に成長するには、まずママがバランスのとれた栄養をとることが大切ですね。これはお医者さまがきっと良い指導をしてくださるでしょう。でも、精神保健が普及しているアメリカと違い、日本のお医者さまはあまり夫婦仲のことを聞かないかもしれません。 ぐらんまが言いたいのは、ママの精神的な健康が赤ちゃんに大きな影響を及ぼすということです。DV(家庭内暴力)でお腹をけられて早産したり、不安感・恐怖感のある環境で生活すると、胎児の脳に緊張ホルモンが異常に分泌し、生まれてから不安や恐怖に敏感に反応するようになります。ママが不安になると胎児につながる血管が収縮して、赤ちゃんの脳や身体の発育を妨げます。(タバコを吸っても、同じ現象が起こるのですよ。それも、「タバコを吸おうかな」を思うだけで、血管がすうっと収縮するといいます)。ママと胎児の体は私達の想像以上に連動していますが、今、胎児期のママのホルモンバランスにより、赤ちゃんが将来成人してからの肥満・糖尿病・高血圧などの慢性病の原因が作られているとして、その因果関係を探る研究が行なわれています。もう少ししたら、もっと詳しい研究発表がなされると思います。そしたら、またお話ししますね。
家庭内の悩みや不安を身近に相談できる人がそばにいれば良いけれど、そうでなければ専門機関に必ず相談をしてみましょうね。放っておいて一人で悩まないように。あなただけでなく、赤ちゃんの将来にもかかわることですから。(はぐらぶサポートネットワークはこちらから⇒)
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