話しかけて、手で感じて始める、親子の絆づくり
赤ちゃんとママとはもうしっかりと肉体の絆が結ばれていますね。では、パパやその他の家の人たちはどうしたら良いのでしょうか?昔は、外からの声も胎児に聞こえると思われていて、ここが耳だと思うところにパパが口を近づけて「おーい、早く生まれてこいよー」などといったものです。こうしても実は赤ちゃんには聞こえないのですが、聞こえなくても、これは、パパ側の「愛着の絆」作りの大切な準備になると思いますよ。それからママの大きなおなかを毎晩なでてあげるのも、ママをリラックスさせるとともに、胎動を手に感じて、パパとして「あー僕の子がここに生きている」と感動を覚えることにつながるでしょうから、ママとパパがチームになって、生まれてくる子どもを受け取るための準備になりますね。
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ママが心も身体も安定して毎日を過ごし、ゆっくりと音楽などを聞くと、赤ちゃんの心拍もゆっくりすると良います。ストレスを少なくするためには、周りの人たちの協力も大切です。パパには、妊婦ママを守る役目をして欲しいですね。
ママの優しい呼びかけや楽しい笑い声も、お腹の赤ちゃんに心地よさを伝えます。この時期は毎日大きな声で簡単な本を繰り返し読んだり、子守歌を歌ったりして、聴覚の発達もサポートしましょう。
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赤ちゃんは、胎児期に聞いた音や歌を生れてから3ヵ月間は覚えていて、出産後も同じ歌や声を聞くととても安心してするのですよ。
仕事を持っているママたちは、それがストレスでなければ、出産直前まで仕事を続けていても良いのです。時間に起きて時間に出勤するリズムのある生活はママの身心の健康を保つのに良いといわれています。それから適度な運動を続けてくださいね。
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